4月19日（金）、年長組の園児たちは、唐招提寺（奈良市）へ春の遠足に出かけました。

まずは金堂の仏像を参拝しに行きました。子どもたちは、唐招提寺境内のマップを見ながら、3ヶ所のポイントでマップの中の枠に鉛筆でスケッチをしていきます。梵鐘を吊り下げた鐘楼、鼓楼と宝蔵のスケッチをしました。屋根のカーブや壁に使われた板の様子、まわりの木々などを観察して描く子たちや、イメージを膨らませて自由にインパクトのある絵を描く子どもたちなど、さまざまな作品が仕上がっていきました。
完成した絵を、「ここもっと、描きたかった」「わたしの絵も見て」などと、お互いに見せ合っていました。
最後は御影堂に収められている国宝鑑真和上坐像を拝観しました。

境内の白藤が満開を迎え、また、アヤメの花は、ようやく赤紫のツボミを見せ始めたところでした。季節の移り変わりを感じながら、静かな時間を過ごした子どもたちは、バスで帰路につきました。