3月16日（土）第六回「奈良学園小学校卒業証書授与式」を挙行しました。

晴れて旅立つ卒業生たちは、在校生、教職員、保護者の皆様、ご来賓の方々の拍手に迎えられ、緊張の面持ちで深く一礼して、会場に入場してきました。
担任の先生から卒業生の名前が一人ひとり呼ばれ、梅田校長から卒業証書が手渡されました。
まず、梅田校長から卒業生への式辞です。その中でノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生の言葉を引用しながら「先生は"一度や二度の失敗で諦める人が多いが、失敗が足りないと思い努力を積み重ねることが大切"とおっしゃっています。厳しさを超えたところにこそ喜びがあることを、みなさんも決して忘れてはなりません。諦めずに常に目標を持って、力強く前進して行ってください」と、卒業生に激励の言葉が贈られました。
続いて、在校生の心あたたまる送辞と合唱に対し、卒業生は「たくさんの友だちのおかげで、素敵な思い出をつくることができました。学校に来るのが楽しくなりました」と、友だちとの思い出を伝えると共に、先生方やご家族の方々へ、心のこもった「本当にありがとう」の言葉と学校生活に思いを込めた合唱で応えました。感動のあまり涙を流す保護者の方々もおられました。

最後に校歌を斉唱し、卒業生たちは鳴り止まぬ拍手を背に、輝ける未来の扉に向かって会場を後にしました。