5月14日（日）、能開プレスクール主催の「平成29年度入試実戦行動観察」が奈良学園小学校を会場に開催されました。
保護者のみなさんと共に緊張気味の表情で参加に臨んだ年長児を対象に、奈良の私立小学校における入試データから出題頻度の高い問題を厳選した模擬テストが行われました。

保護者のみなさんは、大会議室にて本校の説明会と共に、本日の授業内容についての説明がありました。
一方、子どもたちはまずは図画工作の制作活動授業の観察です。自分の好きな色を塗って、それを指定の紙の型に貼り付けて切り抜く作業です。
次は先生との面接です。絵を見ながらさまざまな質問が子どもたちに投げかけられました。ここでもごく身近な出来事を元に話す子や、夢のような物語に広げる子など、子どもたちの個性があふれていました。
続いて3つのグループに分かれ、大きなカラーブロックとカプラを使って、グループで協力し合いながらタワーを作る行動観察です。一人ひとりが積み重ねて高くしていくのですが、グループ内で相談をしたり協力をし合うことの大切さを、子どもたちは実感したようでした。
最後はP体育館へ移動して運動です。説明会を終えた保護者のみなさんと合流しました。
準備体操をし、体育館を走り、平均棒を歩き、ラストは跳び箱からジャンプ。スタートの合図で赤チーム、青チーム、黄チームの3人が、全速力で体育館を駆け抜ける様子を見て、走り終わった子どもたちから応援の声があがっていました。

終了後、今日の一人ひとりの行動観察の結果が、参加した子どもたちに手渡されました。保護者のみなさんは「普段の子どものクセが、全部出ているからおもしろい。やっぱりわかるものですね」と何度も読み返していました。