11月19日（土）、年中・年少児を対象とした「秋の体験授業・学校説明会」を行いました。

受付で、Ｐ３（小学3年）とＰ４（小学4年）生が参加者をお出迎えし、園児一人ひとりに、児童が付き添い一緒に授業を体験しました。
1時間目の体育の授業では、Ｐ体育館で「奈良登美弾（ならとみだん）」というダンスの一部を踊りました。このダンスは、合同運動会で登美ヶ丘キャンパスの園児から高校生までの全員が一緒になって踊るダンスです。体験授業に参加した園児たちは、小学生のお姉さんやお兄さんに振付を教えてもらいながら、リズムに合わせてジャンプするなど体を大きく動かしていました。

次の2時間目は、保護者の方に大講義室で学校説明会に参加していただきました。そして、古川校長が本校の特色である4-4-4制の12年一貫教育システムについて説明しました。子どもの発達段階に合わせた系統的な教育活動の展開を目指したもので、小・中・高校のカリキュラムを丁寧につなぐ考え方だと紹介。さらに、英語に親しむ時間を増加させ、国語・算数をしっかりと身に付けさせる授業を展開するとともに、異学年交流活動を通して自主性と思いやりの心を育むよう取り組んでいることを話しました。その後、平成29年度の入学試験結果の報告を行いました。

一方、子どもたちは、図工に取り組みました。紙コップを使ってオリジナルのけん玉を作り、完成すると、お兄さんやお姉さんと一緒に、けん玉遊びを楽しんでいました。

3時間目は年中さんが英語の授業です。イングリッシュネイティブティーチャーによる「Phonics」の授業を行いました。電子黒板とイラストを使って英語の発音の練習をテンポよく繰り返し、皆が慣れてくるとクイズをするなど、楽しい雰囲気に包まれました。年少さんは国語の授業で、絵本の読み聞かせなどを行いました。授業の様子は、保護者の皆さんにも見学していただきました。

最後の4時間目は、年中さんが国語、年少さんが英語の授業を行いました。国語では、ひらがなの「へ」の字の形を学ぶ内容で、紙粘土を使って文字の形を体で感じるという取り組みです。年少さんの英語の授業は、年中さんと少し異なるプログラムで、英語の歌に合わせてダンスをするなど英語の世界を楽しむ内容でした。

参加した保護者の方から「最近になって近くを通るようになり、体験授業に初めて参加させていただきました。子どもは楽しかったと大喜びです」、「子どもに付いてくれた小学4年生さんが、よく面倒を見てくれて、しっかりしていると感心しました。施設も取り組みも素晴らしいと思いました」などの声が聞かれました。多く皆様にご参加いただき、ありがとうございました。